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プルーヴェのマイナスネジ

塩見和彦さんの ”「ほんもの」のアンティーク家具” を読みました。

フランス人建築家ジャン・プルーヴェの1940~50年代の家具も筆者の言われるとおりマイナスネジが使われています。
私の趣味である自転車のパーツもいまだにマイナスネジが使われていますが、ホームセンターでもマイナスネジはほとんど見かけませんね。
中学校の技術家庭の授業ではマイナスネジの締め方を教わったのに活かす機会も無くなりました。

オークションでは昔のデッドストックネジが良い値段で出ているくらいです。プルーヴェの家具でも、オリジナルのマイナスネジやカニ目ネジには数万円の値がつくこともあります。

さて、本書では家具に止まらずイギリスと日本の文化の違いにも言及しています。実体験にもとづく文章は説得力があります。
結局各人の目にかなった家具であればそれがベストということでしょうか。アンティーク家具ファン必読でしょう。
筆者のガスリーズ・ハウスのブログも楽しいですよ。
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by ministopde | 2006-02-26 12:42 | プルーヴェ情報
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