カテゴリ:趣味(自転車ロードレース)( 6 )

【ツール・ド・北海道】2006

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【ツール・ド・北海道】
「ツール・ド・フランス」はレポートしたとおりドーピングで依然もめていますが、国内では「ツール・ド・北海道」が9月13日から18日まで開催されました。
開催期間は短いですが、自転車ロードレースがマイナー競技の日本ではこれが国内最長の転戦型レースで、1987年以来今年は20回目の大会になります。
レース結果に応じて「個人総合ポイント賞」「個人総合山岳賞」「団体総合時間賞」などの賞がありますが、なかでも「個人総合時間賞」は大会全レースの個人走破タイムの合計で競われ、優勝者にはマラカイトグリーンのチャンピオンジャージと北海道カップが授与される花形的な賞です。
過去19回の大会でこの栄誉を手にした日本人選手は10人、一昨年の大会では1位から3位までを外国人選手が独占するなど結構日本人にとってハードルの高いレースです。

さて、今年の個人総合時間優勝は西谷泰治(愛三工業)でしたね。
2位の鈴木真理とは16秒差、3位のマッコーネル・ダニエルとは25秒差と僅差ですが、ロードレースでは集団ゴールが多いためこの秒数を縮めるのは結構大変です。レザルトのように愛三工業はチーム総合成績5位なので、西谷個人の地力の強さが一層光りますね。

余談ながら、(財)ツール・ド・北海道協会の17年度決算を読むと当年度は新規短期借入3000万円、JOC交付金増加1000万円により黒字3500万円をどうにか計上できているという自転車(トホホ)操業の様子が伺えます。協会の関係者のご苦労が目に浮かびます。地元金融機関の方々、自転車競技の普及のためにも資金を引き上げないようにして下さいね。

この秋は、10月21日~22日にかけて、栃木県宇都宮市でジャパンカップが開催されます。
このレース、国際自転車競技連合公認(=日本で開催される自転車競技における最高峰)でもあり、年間ポイント稼ぎ(&秋葉原ショッピング)目的の海外選手も結構参加します。こちらも楽しみ。

画像はウェブシティさっぽろ様から引用させていただきました2004年の大会の様子です。オフィシャルサイトは動画ばかりなので済みません。
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by ministopde | 2006-09-19 01:20 | 趣味(自転車ロードレース)

ツール・ド・フランス その5 最悪のシナリオ

ツール・ド・フランスで総合優勝したランディスのドーピング疑惑がスキャンダル化しています。

まだ結論は出ていませんが、ランディスの優勝はおそらく剥奪されるでしょう。

大会前にも既に組織的な違反疑惑で、1997年覇者のヤン・ウルリヒ(ドイツ)やジロ・デ・イタリアを制したイバン・バッソ(イタリア)ら優勝候補が欠場するなど今年は波乱のスタートでしたが、最後まで尾をひきましたね。

非常に残念な結果ですが、現実には今回の騒ぎは氷山の一角で、ドーピングは深く選手を蝕んでいるといわれています。

今回の騒ぎは今後の長距離ロードレースそのものを見直す良い機会なのかもしれません。
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by ministopde | 2006-07-31 00:25 | 趣味(自転車ロードレース)

ツール・ド・フランス その4 逆転!

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19ステージの3選手の結果です。
O・ペレイロ 1時間04分24秒
C・サストレ   1時間03分44秒
F・ランディス    1時間02分44秒

ステージ優勝はS・ゴンチャール(TMO)でしたが、1分11秒遅れの3位でゴールに入ったランディスは総合タイムでトップに立ちました。

昨日までのトップ、ペレイロの貯金30秒は消え、逆に総合タイムで59秒の差をF・ランディスに付けられています。
また、昨日まで4位だったクレーデンが得意のTTでサストレに3分32秒の差を付けた結果、総合タイムでサストレを逆転し3位にジャンプアップしています。

ツール・ド・フランスの最終20ステージはパリ・シャンゼリゼ通りを周回してゴールするためタイム差はほとんど変わりません。そのため今年のツール総合優勝はF・ランディスに決定といっていいでしょう。

F・ランディスは米国人、1975年生まれの31歳、所属するフォナック ヒアリングシステムズの登録国はスイスです。
米国内でのレースでは何度も勝っていますが、国際的なビックレースでの総合優勝は初めてでしょう。画像でも嬉しそうですね。
これまで、同じ米国のランス・アームストロングが7連覇していますので、米国人としては8回連続の総合優勝となります。
依然、自転車レースの本場はヨーロッパなのでそちらのファン、特に地元フランスとしてはちょっと悔しいと思っているでしょう。

なお、画像はF・ランディスが所属するフォナック ヒアリングシステムズのHPからの引用です。ありがとうございます。
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by ministopde | 2006-07-23 09:59 | 趣味(自転車ロードレース)

ツール・ド・フランス その3


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今年のツールもあと2ステージを残すだけになりました。今年は実質今日(21日)の第19ステージのTT(個人タイムトライアル)で勝者が決まります。

18ステージ終了時では
1位 O・ペレイロ(CEI)         84h 33' 04"(これまでの累積時間)
2位 C・サストレ(CSC)     + 00' 12"(トップと12秒差)
3位 F・ランディス(PHO)          + 00' 30"(トップと30秒差)
と3選手が30秒差で並んでいます。

ちなみに、19ステージに似ている、第7ステージ(52.0Km 個人TT)ではS・ゴンチャールと2位のF.ランディスのタイム差は1分4秒と結構差がついています。
19ステージの距離は57.0Kmですので、この3選手の30秒はほとんど横一線のようなものでしょう。
レースタイムは1時間程度になるはずの19ステージでは、このトップ3選手は他の2選手や他の上位選手のタイムを聞きながら中間タイムを逐次調整する情報戦・神経戦となると予想されます。

さて、画像左はTREKのタイムトライアル用の自転車です。右の通常タイプに比べ、風の抵抗を避けるべくフレームは流線型、ハンドル位置は極端に低く、高速巡航向けに前に突き出たバーを設けてあります。ホイールもスポークではなく、カーボン素材で直線方向の抵抗を減らします。選手自身も、表面が滑らかで一体のウェアーで勝負します。

レースは平均時速で50km程度でしょうから、直線では60kmを超えるスピードも出るはずです。
例年、TTでは転倒、パンク、マシントラブル等意外な展開も多く観客にとってもドキドキするステージといえます。

ともかく今夜の結果が楽しみですね。
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by ministopde | 2006-07-22 17:11 | 趣味(自転車ロードレース)

ツール・ド・フランス その2

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日にちが逆転してすみませんが、これは7月4日第3ステージの風景です。
和んでいるのはチームディスカバリーののマルチネスとヒンカピーです。
またまた、画像は、TREKのHPからの引用です(TREK様お世話になります)。

これ競技中とは見えないでしょうが、マラソンなどほかの競技に比べると、ロードレースではこんなように選手同士がよく会話をします。
自分のチームメイトにとどまらず、他チームの選手と話をするのも日常茶飯事です。
なぜかというと、彼らも3600kmの間すべて最高出力で走っているわけでもありませんし、連中は世界中を一緒に転戦している仲間でもあるからです(スキーのワールドカップの転戦みたいなもの)。

ちなみに、右のジョージ・ヒンカピーはこれまでランス・アームストロングのツール7連覇をサポートした実力派ライダーで、今年はチームリーダーの位置づけです。
画像は第3ステージですが、実は第2ステージでは彼はマイヨ・ジョーヌ(総合トップ)を着ていたものの、第2ステージ後には奪われています。おそらく会話は「またすぐにマイヨは手に入るよ」と予想しますが・・・。
初日のプロローグでも、ハスホフトのトップタイムにわずか0.73秒遅れの2位だったヒンカピー。体調は結構良さそうですね。

さて余談ですが、私の草レースの経験でも、大集団の中に紛れ込むと、風の抵抗も少ないためサイクリングのような快適な瞬間を味わうことがあります。そのようなときは隣の選手と話しながら走ることもありました。
集団の中では、「たまには先頭に出ろバカヤロー(=風除けになれ)」「さっきの女の子イケメンだったよな」「腹減ったな、もう帰りたい」「久しぶりー、元気?」「早くリタイヤしろ、ボケ!」等々の声に全員爆笑することもあります(暴露)。

後にはいずれ、きつい坂やスプリント合戦が待っているのですが、こんな余裕の表情を見れるのも長距離ロードレースの面白さですね。
ではまた。
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by ministopde | 2006-07-07 23:32 | 趣味(自転車ロードレース)

ツール・ド・フランス開幕

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自転車ロードレースの最高峰、ツール・ド・フランスが開幕しています。
今大会は昨年7連覇を果たしたランス・アームストロング(米国)の引退後、初めてのレースですが、大会直前に有力選手のドーピング(禁止薬物使用)問題が発覚し、波乱のスタートとなっています。それだけに、意外な若手の台頭が期待できますね。

画像は、TREKのHPから引用した、第4ステージでの5選手の逃げです。
一時は最大で大集団と4分45秒の差(91キロ地点)をつけましたが、最終的にはR・マキュアン(ダヴィタモン・ロット、ベルギー)が勝利しました。

このように後方集団が5名を飲み込んでしまうのは、選手が受ける風の抵抗の差によるものです。
集団が時速70kmを超える強烈なスピードを持続できるのは、風の抵抗が少なくなることやローテーション(先頭交代)を多くできるからです。逆に5名程度の集団ではそこまでの速度を維持することは結構難しいんです。まあ、たまにこの逃げ(エスケープ)が決まる(=そのままゴールできる)ことがあるのがレースの面白さでもありますが。
あと、画像で注目して欲しいのはこの5選手の脚です。細いですね~。これら選手たちの体脂肪率はなんと6%以下といわれています。

さて、このツール・ド・フランス、日本では馴染みが薄いのですが、ヨーロッパでは勝者(マイヨ・ジョーヌ)は母国のヒーロー扱いです。
これには、ヨーロッパにおける自転車競技の歴史の厚みや、競技人口の多さが関係しています。ちなみに、ツール・ド・フラヨーロッパンス第一回開催は1903年で今年で93回となります(戦争時中断)。

レースは7月23日まで、アルプス、ピレネー、中央山塊の山岳地帯を越え、パリ・シャンゼリゼにたどり着くまでの20ステージ・約3千6百キロを駆け抜けることになります(アメリカ横断距離を越えます!長いですね~)。

私自身も数年前まで、自転車レース(草レースですが・・・)に年間10試合以上出場していました。九州のクラブのヒルクライム(坂登り)競技で年間チャンプを奪ったこともあります。
今でも、レースを見るのは大好き。これからの期間中、気になったことを随時コメントしたいと思います。
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by ministopde | 2006-07-06 22:01 | 趣味(自転車ロードレース)